2012/10/23

NYTがガザへの攻撃前に報復を入れるため時間を逆に計る


2012年10月09日
Jim Naureckas

メディア活動家、Alison Weir(10/8/12)は、ガザの猛威に関する著しいニューヨークタイムズ報道(10/9/12)への注意を促す。わたしたちが、タイムズから親-イスラエル偏向を予期してきた一方、(NYT)紙が、その適切な順序で出来事が起こることを確かにするタイムトラベルを利用すると見いだしてまだ驚く。

タイムズの記事の表題は:

イスラエルがガザからの攻撃後空襲開始

しかし記事を読むなら、順序が全く逆にされたとすぐわかる:

日曜日のガザ南部へのイスラエル空襲が、パレスチナ人ひとりを殺し、少なくとも他の9人を負傷させた後、ガザの闘士たちは、月曜日、イスラエル領域にロケットと迫撃砲を集中発砲し、負傷者はいなかったものの物的損害を引き起こした。

付け加えられた「なぜなら」の強調で、この決定的事実を否-強調化するため、タイムズはその道から外れた。

タイムズのIsabel KershnerとFares Akramによる否-強調化されたもうひとつは - 実際全く言及されなかった - いわれなきイスラエル攻撃により負傷させられた「他の9人」の中に、幼児ひとりと子ども4人がいたことだ(International Middle East Media Center, 10/8/12)。彼らはしかしながら、「イスラエル自治体農場のふれあい動物園のヤギ数匹が殺された」と言及する余地を見つけた。

原文:FAIR

 イスラエルは殆ど毎日ガザ回廊を空爆している。侵入して戦車が発砲することも日常なら、3海里内に押し込められた小舟が海域内で漁をしていてさえ、イスラエル軍艦が発砲することも日常だ。耐えきれなくなってガザの闘士たちは、時折ロケット攻撃するが、その時折のロケット砲撃が発端といわんばかりの報道は、このニッポンでもかわらない。メディアに騙されてはいけない。

イスラエル海軍が公海上で人道支援船を不法に拿捕


2012年10月21日日曜日
Saed Bannoura - IMEMC News

国際海事法に違反する行為で、イスラエル海軍は、楽器や建築資材を含む人道支援物資を運んでガザ回廊に向かっていた人道支援船、SV Estelle号に乗り込んだ。これらは、イスラエル軍により、まだガザ搬入を禁止される何千もの品目の中にある。


スウェーデンを出立する前のEstelle号 (image from the Freedom Flotilla coalition)

フィンランド旗を掲げたSV Estelle号は、(1948年のイスラエルの乗っ取りと生来の住民追放以前、パレスチナの町、イスドゥードとして知られた)イスラエル港、アシュドッドに曳航された。元カナダ国会議員と、パレスチナのイスラエル占領を放棄したイスラエル軍元兵士何人かを含む30人の乗客と乗組員はすべて、イスラエル軍により拘留された。

イスラエル首相、ベンヤミン・ネタニアフは、人道支援活動家たちの目標が「イスラエル非合法化」と語り、「ガザに人道危機はない」と主張して、船を拿捕したイスラエル海軍を賞賛する声明を発表した。

国際支援船に対する攻撃は、ガザの男・女・子どもすべてを1200カロリー「食事制限」に固定するのに必要な食糧量をイスラエル職員たちが計算し、その食糧量が、包囲の沿岸回廊に、ただちょろちょろと入ることを許すとのイスラエル政府からの漏洩文書が明らかにした僅か数日後に起こる。この種のカロリー値(一般的成人の摂取カロリーの目安:だいたい1800kcal~2200kcal前後:訳注)と住民への集団懲罰は、イスラエルが批准する第4ジュネーヴ条約への直接の違反である。

加えてちょうど2週間前、国連は、ガザに於ける人道危機が、15年未満で、全回廊が居住不可能となるだろうほど非常に過酷と述べる報告書を出した。現在、ガザ住民の3分の2が、生存を国連の食糧支援に依存する。

ガザ回廊から/への物品と業務の輸出入は、イスラエルがガザの陸・海・空の封鎖を課した2006年、虐げる停止に追い込まれた。イスラエル空軍は、先立って、新たに建設されたガザ国際空港を砲撃して破壊し、以来、ガザ上空を厳しく支配してきた。許可される唯一の空域往来は、ガザ回廊の住民を砲撃するためのイスラエル空軍任務のみだ。

元カナダ立法者の妻、Eva Manlyと船乗者、James Manlyは、AP通信社に、「人道支援物資と少数の人びとを載せた1艘の船が、イスラエル軍にどのような脅威となるのか想像し難い」と語った。

ガザのハマース党報道官は、船のイスラエルによる拿捕を海賊行為と名指した。

原文:International Middle East Media Center

2012/10/12

イスラエルが入植地製品のボイコット増加を恐れる


2012年10月03日水曜日

イスラエル・メディアは、月曜日、国の外務省が、イスラエル入植地製品をボイコットするノルウェーのイニシアティヴの広がりに対する懸念を表明したと報じた。ノルウェー外務大臣、Jonas Gahr Storeは、先月、EUの一部でない彼の国が、入植地商品の通商に対して措置を講ずることを考慮していると語った。

エルサレムとラマッラへの先月の訪問で、Storeが、「国際法下、違法とわたしたちが考える入植地で生産される商品輸入に、国際社会はどのように関わるか考慮しなければならない」と語ったと、イスラエル紙、Haaretzは報じた。

イスラエル外務省職員は、テルアヴィヴが、イスラエル入植地製品を区別するノルウェー・イニシアティヴの広がりを、他のEU市場を含め、深刻に心配していると認めた。

「英国、フランス、他の国々が、その支持を発表したとき、ノルウェー・イニシアティヴはEU委員会に議論をもたらしている」と、水曜日、イスラエル職員が語ったとHaaretzは述べた。

原文:Middle East Monitor

 日本にもイスラエル入植地製品が輸入され、大規模小売店で販売されている。ソーダストリームという。大規模小売店のひとつが東急ハンズ、「ストップ ソーダストリーム」に、東急ハンズとのメールの応酬が掲載されていて抱腹絶倒、下手な落語を聞くより面白い。この国の外務大臣は、ノルウェーの外務大臣ほど知性がない、おそらく、外務官僚の知性を反映している。ヨーロッパがイスラエル入植地製品の規制を強めるほど、イスラエルは新天地をニッポンに求める、人権に関する感覚は皆無と侮られている。君も、「東急ハンズ」くん。

2012/10/10

入植者たちがナブルス近くに新違法前哨基地建設


2012年10月03日水曜日



ナブルス (Ma'an) -- ユダヤ人入植者たちが、水曜日、西岸北部の民間所有のパレスチナの土地に、新違法入植地前哨基地を建て始めたと、パレスチナ自治政府職員は語った。

西岸北部の入植活動を監視するガッサーン・ダグラスは、Ma'anに、ナブルス近くのヤヌーンの丘に、入植者たちが、移動住宅、水タンク、テント、農業用物置を設置したと語った。

9月後半、入植者たちは、その地域の土地、200ドゥナム(200反/6万坪)を均すためブルドーザを使用した。

火曜日、パレスチナ自治政府は、西岸での入植者活動を非難した。

ラマッラの内閣は、入植者たちが、ベツレヘムのアルハデルの私有地に移動住宅を設置したと語り、ラマッラに近いミフマスとナブルス地区の2村での農夫たちに対する入植者攻撃を非難した。

大臣たちは、「来たるオリーヴ収穫シーズンとパレスチナ人農夫たちを標的とするこれら系統的で組織された攻撃」の拡大の可能性を警告した。

原文:Ma'an News Agency

アーカイヴ:入植者たちのパレスチナ人農夫攻撃 - 3題

1967年以来ガザのパレスチナ人拘留者266.000人


ガザ、10月03日(ペトラ) - パレスチナ囚人省の統計局局長、アブデル・ナセル・ファラワナは、水曜日、イスラエル占領当局が、1967年にイスラエルがガザ回廊に対するその支配を強化して以来、パレスチナ人266.000人以上を逮捕したと語った。

彼は、1967年以来、760.000人の逮捕となったパレスチナでの逮捕件数合計のおよそ35パーセントに相当すると付け加えた。

ファラワナは、今日のプレス・リリースで、占領当局が、パレスチナ・インティファーダの何年間か、ガザを西岸の囚人や市民の国外追放(の場所)にしようと試みたと断言した。イスラエル軍は、2002年以来、個々にか集団的に、市民およそ225人を限定期間か無期限に放逐したと、彼は付け加えた。

ファラワナはまた、ガザ市民およそ470人が、まだイスラエルの刑務所か拘置所に取り残される一方、囚人27人に関して、オスロ合意と1994年5月4日のパレスチナ自治政府設立の前からの投獄と指摘した。

原文:Petra

イスラエル植民地が二国家解決をいかに殺したか


Philip Weiss
2012年10月01日


Philip Weiss

今週、イスラエル家屋破壊に反対する委員会のジェフ・ハーパーは合衆国にいて、多くの人びとが彼に会おうとしており、したがって、わたしが7月に作った東エルサレムの「ユダヤ化」をわたしに示す旧市街のハーパーのこのヴィデオを立ち上げるよい機会と思えた。

これは、イスラエルが、一刻一刻継続するプロジェクト -- 旧市街を吸い込むため、パレスチナ・エルサレムの中心を通してすべてにユダヤ人植民地を作ることにより、二国家の可能性をいかに握りつぶしてきたかを見ることができるので、重要なヴィデオだ。

ハーパーとわたしは、アルアクサーモスクから4分の1マイルのオーストリア・ホスピスの屋上に立ち、殆ど東と南を見る。ヴィデオは9分半だ。ここに、ハイライトのいくつか:

-- 最初の1分かそのくらい、わたしたちはオリーヴ山の東、ユダヤ人入植地を見る。実際、それと見分けることはできないが、地平線にミナレットを見ることができ、ユダヤ人の建物はそのすぐ隣りにある。

-- また最初の1分、わたしたちは南に、旧市街のムスリム地区の中心に、宗教的ユダヤ人入植地、Ateret Kohanimを見る。1:37、この入植地の上に翻る大きなイスラエル旗3枚を見ることができる(前景の白い旗竿のすぐ左)。

-- 2:00、ハーパーは、旧市街の壁を越えてわたしたちの前に溢れる、東エルサレムのパレスチナ地区を通して全体に、アメリカ人、アーヴィング・モスコウィッツにより多く資金提供された17の入植地について語る。これらはみな土地略奪だ。「ひとたび中に入れば、あなたは中にいる」。最高裁判所は、彼らに撤退を命じたが何も起こらない。

2:31、南東の遠く(ハーパーとわたしの右)、地平線上にイスラエル人入植地、Nof Zionを見ることができる(旗竿のすぐ左)。Nof Zionから南に同じ地勢を見る、ハーパーとのもうひとつのヴィデオはここ。

3:00、ハーパーは、左、北を向き、わたしにダマスカス門から遠くない旧市街の北壁の建物の上のイスラエル旗を示す。「メッセージは、我々が我々自身をユダヤ地区に制限していると考えるな。この都市全体が我々のものだ」。

5:43、ハーパーは、イスラエルが、グリーンラインの東のこれら植民地すべてを繋ぐ、南から北に伸びるバイパス道を計画していると指摘する。それは、ベツレヘムからNof Zionに、オリーヴ山に、そして西岸北部のShiloに向って行くだろう。というのも、まさに今、わたしたちが見る入植者たちが「開拓者」なのだからと、ハーパーは語る。「道路はそれを開くだろう。彼ら(入植者)は今孤立しているが、道路が来ると知っている... そして(住居に到達するために)アラブの路地を通り抜ける必要はなくなるだろう」。

6:25、ハーパーは、二国家解決の死について話す。

「わたしたち(ICAHD)は、長い間、二国家解決は死んだと言ってきた。わたしたちは、一国家解決が唯一のオプションと表明し、言うつもりだ... それが、これら入植地の意味だ」。

わたしは、その日、ダニ・ダヤンが、「二国家解決について話すのを止めろ」、これはすべてユダヤ人の土地だと語るNYTの記事について話す。

ハーパーは、わたしに、西岸の60パーセントのエリアCを併合するイスラエルの計画のことを語るが、パレスチナ人口の5パーセントほどを含む。パレスチナ人は、この土地から民族的に浄化されてきた。1967年に、ヨルダン渓谷にパレスチナ人200,000人がいた。今日、50,000人に欠ける。

8:30、ハーパーはゴールについてわたしに語る。イスラエルがエリアCを併合するとき、「エリアAとBは我々の問題でない」と言うだろう。パレスチナ人はその土地に国家を持つことができる。「我々の手はきれいだ。我々は爪を切り落とした。占領はない... それが、ダニ・ダヤンやレヴィ報告がみな向うところだ」。

ハーパーは続ける:イスラエルは「国際社会が決して、我々のエルサレム併合を受け入れないが、彼らがそれに関して何もしない」と知っている。したがって今、エリアCに関して、不平不満の類いがあるだろうが、何も起こらないだろう。

「それは終わった。それはおしまい。イランについて考えよう」。

原文:Mondoweiss

2012/10/09

ロジャー・ウォターズがラッセル法廷に加わる


2012年10月01日

伝説のロジャー・ウォターズが、パレスチナに関するラッセル法廷に陪審員として加わる。


duffer2205

英国のロックバンド、ピンクフロイドの創設メンバー、ロジャー・ウォターズは、2012年10月6-7日にニューヨークで開催されるパレスチナに関するラッセル法廷の陪審員で、ピューリツァー賞受賞作家、アリス・ウォーカー、市民権の偶像、アンジェラ・デイヴィス他に加わるだろうと発表した。
何十年ものロック・ファンは、彼の進歩的思考や、何億枚もを売り上げた『Dark Side of the Moon』や『ザ・ウォール』といった草分け的なアルバムで、ウォターズを知る。現在のツアー『ザ・ウォール・ライヴ』が、2012年の国際的コンサート・チケット売上でトップとなったウォターズは、「パレスチナに関するラッセル法廷は、パレスチナの人びとが敬意をもって扱われるべきとの議論に、わたしたちが重みを与えることができるよう、被占領地で起こっていることについて光を注ごうとしている」と語り、第4と最終の国際公聴会に陪審員として参加することに決めた。

パレスチナに関するラッセル法廷のため、ウォターズが作った短いヴィデオクリップで、ウォターズは、「解決がどこにあるのかについての意見をもう少しさらにわたしに与えるかもしれない証言を聞くため、わたしは陪審員として座ることを要求されるだろう。次の100年間、他の子どもたちを互いに殺すすべてを止めるかもしれないそれらの問題への非暴力の解決策がある」と、説明する。

パレスチナに関するラッセル法廷は、パレスチナ人およそ1,400人を殺戮した、ガザに対するイスラエルの血なまぐさい攻撃に続き、2009年に開始され、それ以来、パレスチナの土地のイスラエルの45年来の軍事占領と植民地化の現実を暴くため、法律専門家、学者、活動家、他の名士の人びとがまとまって作業してきた。先立つ開廷は、バルセロナ、ロンドン、ケープタウンで開催された。これら公聴会は、それぞれ、欧州連合のイスラエル支援、パレスチナ占領の企業との共犯、イスラエルがアパルトヘイト犯罪に有罪かどうかの問題に向けられた。
第4と最終開廷は、ニューヨーク、クーパー・ユニオンの歴史的グレート・ホール (7 East 7th Street, Manhattan) で、2012年10月6-7日に開催される。

原文:PULSE

2012/10/07

シルワンを救うため行動してください


東エルサレム、シルワンのパレスチナ人家族たちは、その家を失うだろうと告げられました。イスラエル当局は、観光アトラクション建設のため、シルワンの大部分を破壊することを計画します。

ブルドーザがいつ到着するかもしれず - 彼らが家屋に留まるため闘っているとき、わたしたちがシルワンのコミュニティを支援することは重要です。

今行動をとり、シルワンのブルドーザを止めるよう支援してください。

署名サイト原文:War on Want

2012/10/04

イスラエル刑務所が病を得た囚人に罰金



2012年09月26日水曜日

イスラエルのアシュケロン刑務所行政職員たちが、パレスチナ囚、モハメド・ハミス・ブラシュに、彼が治療のため病院に行かせるよう求めた後、金銭的刑罰を課したと、水曜日、パレスチナ囚人クラブ (PPC) は主張した。深刻な健康問題に苦しむブラシュは、「非人道的」状態と評されるイスラエルにより捕らえられている。

健康診断で、囚人は、適切な治療を受けるため病院に移送されるよう看護師に求めた。看護師は、そうした動きを許すことを拒絶し、激しい議論が、ブラシュに200シェケル(51ドルほど)を罰金として科されることに結果した。

足が1本しかないブラシュは、3終身刑に加えて35年に服している。PPCによれば、彼の健康問題は、刑務所当局による無視のため生じた。組織は、イスラエル刑務所業務に、潜在的生命救済の治療のため、ブラシュを至急病院に移すよう求めている。

原文:Middle East Monitor

イスラエル軍が「入植者暴徒により攻撃された」パレスチナ人ふたりを拘束



2012年09月26日水曜日

ナブルス (Ma'an) -- イスラエル軍が、水曜日、ナブルス南部の入植者暴徒により攻撃されたパレスチナ人ふたりを拘束したと、地元住民は語った。

イヤド・ラシュダンとムハマド・アッランは、入植者集団が彼らを攻撃したとき、エイナブス村の畑でオリーヴを摘んでいた。

イスラエル軍が到着し、パレスチナ人ふたりを拘束したと、地元住民はMa'anに語った。

イスラエル軍報道官は、その事件に精通していなかった。

より早く、Migron前哨基地の入植者何十人もが、エルサレム北部の農夫を攻撃し、複数の負傷を負わせたと、地元職員は語った。

「多数の入植者が、農夫、アベド・アルカリーム・マイケル・アブアリ、57歳を、500メートルほど追いまわし、鉄の棒や石、棒で彼を殴った」と、活動家、サエド・アッラー・ハーレド・アブアリはMa'anに語った。

入植者たちがオリーヴ樹150本ほどを切り倒したとの報告を受け、農夫4人が、ミフマス村近くの彼らの土地を調べに行ったと、村議会職員、ムハマド・カナーンは語った。

農夫たちは、彼らの土地に到着したとき、待機していた入植者30人に攻撃された。彼らは、続いて入植者集団に40分ばかり殴られたアベド・アルカリーム・マイケル・アブアリを除いてすべて逃げ遂せたと、カナーンは語った。

原文:Ma'an News Agency

2012/10/03

ロムニーの敗北が避けられない場合ネタニアフは何をするだろう?



アラン・ハート

2012年09月19日 "Information Clearing House" - 彼の最新の報じられた失言の前でさえ、ホワイトハウスでのオバマ大統領の2期目を拒絶するシオニストに支持される競りに、ロムニーが失敗するだろうと世論は示していた。

共和党大統領候補が、リビアの米国大使とその同僚3人の殺害を、政治的に利用しようと試み失敗した後、オバマは、(CBSの60 Minutesで)「ロムニー知事は、最初に撃ち、次に狙う傾向を持つらしい」と語った。撃つことのメタファーを続けると、最新の失言でロムニーは、両足で、あるいは彼の解剖で他のどこかで、彼自身を撃ったとわたしに見える。

ここに、彼の話を聞くため、各々が最小50,000ドル支払った共和党資金提供者との非公開会合で彼の語ったことがある:

「例え何が起ころうと、大統領に投票するだろう国民の47%がある」。そして、この47%は民衆だと、彼は付け加えた、「彼らが被害者だと信ずる者、政府が彼らを世話する責任を持つと信ずる者、彼らが、ヘルスケアを、食糧を、住まいを、あなた方が名付けるものを、得る権利を与えられると信ずる者。これら民衆を心配するのはわたしの仕事じゃない」。(わたしたちは、ロムニーが語ったことを知っている、というのも、それを語るのを彼は密かに撮影されたので)。

これが、「オバマ経済で苦闘するアメリカ人すべてを助ける」と彼が望んだとそのキャンペーン・プロパガンダが先立って宣言した同じロムニーだった。

ニューヨークタイムズの見解記事で、David Brooksは、ロムニーが進めている「絶望的に不適切な大統領キャンペーン... 仮に党が、彼ら自身の落ち度でないのに苦しむ人びとのためのセイフティネットを提供する基本的公約を持たないなら、国民が、福祉国家を改良すると共和党を信頼するだろう方法はない... 今日のアメリカの描写として、ロムニーの(47%)コメントは、カントリークラブの空想だ。それは、自己満足のミリオネアが互いに言うことだ。それは、人びとがロムニーについて抱く否定的見方のすべてを強める」との発言に対するケースを議論する。

それでわたしの議題の表題:イスラエル首相、ネタニアフは、彼のアメリカ・スポンサーたちが、恐らくこの数日中に、ロムニーは勝てそうにないと彼に告げるとき、何をするだろう? 

わたしの見解では、議題は尋ねられる価値がある、というのも、オバマ2期目のアメリカが、イランとの戦争に引き込まれるだろう道はないと、ネタニアフは既に知っているのだから。ネタニアフはまた、彼らが今や、アメリカの選挙後まで保留状態であるにも拘らず、第三者を通したオバマ政権とイランの間の秘密会談が、目覚ましい進展を見せたと知っているかもしれない。これら会談へのアクセスを伴うわたしの情報筋によれば、明確な包含は、彼の2期目の早い時期に、オバマがイランとの核危機に、政治と外交により終結をもたらすだろうことだ。

ロムニーがホワイトハウスを目指す競争に勝たないだろうと彼が告げられる場合、告げられるとき、オバマが米国の武器と軍を約束させられるだろう彼の選挙予測の最善の保護のためとの確信で、ネタニアフが、イランへの攻撃に「ゴー」サインを与えるだろう機会を、50-50以上と語ることにより、数週間前、わたしは、わたしの議題表題に答えただろう。

しかし数週間で、事態はとても変わった。ロムニー側の不履行によるのみとしても、オバマが今や2期目を安全に据えたばかりでなく、アメリカの選挙に影響を及ぼし、米国に戦争を押しつけようと試みて、ネタニアフに代わる、シオニストロビーと議会内のその「太鼓持ち」が能力以上を約束してきたことに関するアメリカに高まる認識もまたある。(わたしの最後の公表で、わたしは、この影響を「極悪で胸が悪くなる... 騒々しいまでシニカルな」と記述する、TIMEのたいへん評判の高いジョー・クラインを引用した。わたしは、クラインが多くのアメリカ人のために、そして殆どの民主党員同様、恐らく共和党員数人以上のために話していたことに疑いを抱かない)。

すべての最も重要なことは、アメリカ人の殆どが、イスラエルが始めてさえ、彼らの国がイランと戦争するのを望んでいないとの世論の発見だ。恐らく、最も著しいすべては、世界情勢に関するシカゴ議会による世論調査だった。回答者の半分以上が、イスラエルがイランとの戦争を始めるとしても、米国はイスラエルの防御に応じるべきでないと語った。

したがって、ロムニーが次期大統領にならないだろうと彼が告げられるなら、そして告げられるとき、ネタニアフは問題を抱えるだろう。彼はもはや、彼の1期目の残りで、オバマを戦争に向かわせることができると確信できなかった。

ネタニアフが実際にするだろうことを考えていた一方、わたしは、彼がベギン連立政権の防衛大臣だった1980年早くに、エゼル・ヴァイツマンと交わした会話を思い出した。以下は、わたしの著作、『シオニズム:ユダヤ人の実際の敵』、「終りなき戦闘?」と題された第3巻、12章「血の誓約」の中に書き留められた会話の部分である。エゼルは、わたしが彼と交わした約束に30分遅れ、わたしは、彼を待つために彼のオフィスの前室に通された。

わたしは、石の階段を上る重く疲労した足音を聞いた。エゼルが、彼の内部の書斎の前室の戸口の扉枠を満たしたとき、彼が通常の精力的で陽気な自身でなかったことは明らかだった。彼は何か気を取られた男に見えた。彼は微笑み「シャローム」と言い得た。そして、別の言葉もなく、彼は、わたしの肩のあたりに腕を置き、彼のオフィスへとわたしを進めた。彼は扉を閉じ、彼の大臣の机の反対側の席をわたしにうなずいて示し、彼の椅子にばったり座り込んだ。彼はそれを後に押しやり、机の上に足を置いた。彼は真っ直ぐわたしを見ていたが、わたしを通し、彼の想像に見えるのみの何かを見ていた。

わたしは沈黙をやり過ごしたが、ついに言った:「エゼル、あなたは明らかに、心に重大な問題を抱えています。別の日を予約しましょうか?」

結局、彼は話した。熟考のうえ、わたしがそこにいたという理由だけで彼が告げたことをわたしに告げたと確信する。彼は誰かに伝える必要があり、偶然、それが起こったのがわたしだった。

彼は、ゆっくり静かな語勢で語った:

「今日の昼食時、シャロンは、将軍や他の軍トップ、公安関係者何人かの非公開会議を召集した。彼らは、西岸から撤退するイスラエルのいかなる政府も妨げるため、最後まで戦うことを彼らに委ねる血の誓約に署名した」。休止。「わたしは、その会議で何が起こったのか知っている、というのもそれを確認したから、そのため、わたしは遅れた」。

撤退への政府決定の出来事で、シャロンが、西岸に本部を設立するため誓約され、彼に忠実なイスラエル軍内の者たちが、闘いたがっている武装入植者たちと共同戦線を張るだろうと、エゼルは語った。

わたしは、数週間前、ペレスがにわたしに語ったこと - ベギンがユダヤ人内戦の条件を作成していたと知りながら、ペレスが、西岸からの撤退に同意することで引き金を引くだろうイスラエル首相はいないと述べたとエゼルに伝えた。

エゼルはうなずき、わたしに訊ねた。わたしが、彼や他が署名した血の誓約に従ってシャロンが行動するだろうと思うか? 

わたしは言った:「わたしが思うところは重要でありません。わたしは訪問している非ユダヤ人です。あなたがイスラエルの防御大臣だ、あなたはどう考えるのですか?」

エゼルは答えた:「もちろん、彼はそうするだろう。忌々しいアラブ世界全体を核攻撃するに足るだけ、彼は狂っている!」

問題:ネタニアフは、大統領の祝福もアメリカの参加もなしに、オバマの第1期の残りで、イランへの攻撃を命じるに足るだけ狂っているか?

誰が知ろう?

共和党資金調達者たちへの秘密に記録された陳述で、ロムニーはまた、AP通信社によれば、「パレスチナが、イスラエルの破壊と排除にコミットし」中東和平への二国家解決の前途は見込み薄とも語った。「ある安定の度合いを望むが、これが未解決の問題のままだろうと認識し、我々は、競技場でボールを蹴り、ついには、何とかして、何かが起こり、それを解決すると望む」。

「パレスチナ問題」(それは実際ユダヤ人問題である)に関する質問への「取り留めない返答」と言われたもので、彼はまた、「パレスチナが、和平確立の何ものにも関心なく」、また「和平への道が、成し遂げられるとは殆ど考えられない」と主張した。

それが現れたところからさらなる無意味があった。彼は、パレスチナとの二国家解決のため「論争」領域を放棄するよう、イスラエルにいかなる圧力も適用することに反対すると語った。「パレスチナを行動させるため、イスラエルに何かを放棄するよう押す考えは、世界で最悪の考えだ」。

ロムニーがシオニズムのスクリプトを読んで歓喜するのは、彼が外交政策問題に関してあまりにも無知だからだ。アメリカと世界にとり、大統領にロムニーがなるなら何たる災難だろう!

シオニスト組織選挙資金・投票キャンペーンにひれ伏す彼の最も馬鹿げた陳述のひとつで、ロムニーは、「バスの下にイスラエルを投げる」とオバマを非難した。恐らく、オバマがその下にロムニーとネタニアフを投げるときだと、誰かが言うべきだ。(オーケー、わたしが今それを言った)。

原文:Information Clearing House

2012/10/02

ヴィデオ:WSFパレスチナ解放に加わりましょう!



パレスチナ反アパルトヘイト壁草の根キャンペーン
2012年09月28日金曜日

ヴィデオを見て、みなさんのネットワークと共有してください!


WSFPalestine

2012/10/01

世界社会フォーラムパレスチナ解放への呼びかけ


2012年09月28日

世界社会フォーラムパレスチナ解放への呼びかけ

2012年11月28日 - 12月1日、ポルトアレグレ

親愛なる友人・パートナー・支援者のみなさん:

わたしたちはみなさんに、パレスチナから心からの挨拶を送ります。

みなさんのわたしたちへの継続的支援と連帯の観点から、わたしたちは、この呼びかけと招待状でみなさんにアプローチしています。

みなさんもご存知のように、毎年11月29日は、「国際パレスチナ民衆連帯の日」として記されます。毎年、多くのイヴェントと活動が、この日を記念し、公正、自由、独立のための闘争に於けるパレスチナ民衆との連帯を表明して、世界的に開催されます。今年、2012年に、JAI (Joint Advocacy Initiative/[YWCA・YMCA]統合唱道イニシアティヴ) のわたしたちは、ブラジル、ポルトアレグレの世界社会フォーラム - パレスチナ解放への参加で、わたしたちに加わるよう招待したいと思います。11月28日から12月1日まで開催されるこのグローバルなイニシアティヴは、これを最後にパレスチナに於ける公正を伴う和平達成に向け、共に作業する支持者と献身的ネットワークの結集を模索します。

以下は、世界的呼びかけからの抜粋のいくつかです:

ブラジルが、パレスチナ分割で合意した国連総会会議で議長を務めてから正確に65年後、ブラジルは、異なるタイプのグローバル・フォーラム:政府が失敗してきた世界中の人びとが立ち上がる歴史的な機会をホストするだろう。世界の人びとが、地域の公正と和平に寄与する、新たなヴィジョンと効果的行動を議論するため一緒になるだろう。このフォーラムへの参加は、パレスチナとの連帯を構造的に強め、パレスチナ人の正当な権利を満たすための行動を促進し、国際法に責任のあるイスラエルとその同盟国に守らせるだろう。

わたしたちは、ポルトアレグレで、2012年11月28日 - 12月1日のWSFパレスチナ解放に加わるよう、世界中のすべての組織、運動、ネットワーク、連合に呼びかける。

ともに、わたしたちは、パレスチナとのグローバルな連帯を新たなレベルに上げることができる
」。

イヴェントの主要な柱は、アパルトヘイト壁のない、人種差別のない、包囲もなく族長的社会制度もない世界のため、そして最終的に、パレスチナの民衆抵抗と社会運動を支持するメカニズムのため、帰還権と自決、国際法、人権と戦争犯罪者の告発、闘争と連帯の戦略(例えばイスラエルに対するボイコット、脱資、制裁)となるでしょう。

JAIは、オリーヴ植樹キャンペーンを中心題目とするサイド・イヴェントで参加するでしょう。わたしたちは、みなさんの出席と寄与する仕事で、みなさんが加わり、このグローバル・イヴェントを強めるよう呼びかけます。みなさんが加わるなら、わたしたちがそこで会い、パレスチナの独立の民族的熱望達成に向けて組織し、連結し、ネットワークできるように、どうぞお知らせください。

以下のリンクは、イヴェントの公式ウェブサイトです。そこで、登録の下、みなさんのサイド・イヴェントあるいはワークショップを登録することができます。
http://wsfpalestine.net/en/

わたしたちは、今年、ポルトアレグレでみなさんに会うことができるよう望みます!

連帯して、
JAIチーム


原文:Joint Advocacy Initiative

アーカイヴ:#BDS:世界中の学術人、学生、芸術家への呼びかけ:パレスチナ民衆との連帯を構築するため世界社会フォーラム-パレスチナ解放に加わってください!

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